2004-09-01から1ヶ月間の記事一覧

白石一文の「一瞬の光」を読み直して、あらためて感心。 主人公の生き方に共感する部分がある。 一瞬一瞬を努力して生きて、それでも人間負けるときは負ける。でも潔く負けるのだ。 こういう生き方って流行らないんだろうけれど。白石一文はある種の典型的な…

アクセスカウンターを付け始めてちょっとした驚きだったのは 結構なアクセス数があるということ。独白とも、読書日記ともいえないような 内容なんですけどね。なんとなく不思議な気がします。 少なくとも、ここに書いていることは、頭の回転の鈍い自分自身の…

大崎善生「ドナウよ、静かに流れよ」読了。 あまりノンフィクションは読まないようにしていた。 たぶん作者というフィルターを通じて歪められる世界に対して どういうスタンスで読めば良いのかがわからないから。 でも、おせっかいな部分がほとんどだとは思…

「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」読了。 村上春樹の作品に人が引き寄せられるのは きっとそこに人生のあらゆる悲しみがあるからだろう。 同時に嫌いな人がいるのも「ナルシストっぽい」と揶揄されるのも 悲しみの主体たる自己の過剰とも言え…

うまく眠れない。 江國香織の「神様のボート」を読もうとしたけれど読めない。 小川洋子、角田光代にせよ、女性の作品を読むのには、なぜか困難がつきまとう。 ちょっと気になって久しぶりに、村上春樹の「ねじまき鳥クロニクル」を読み返していたら 近所の…

http://msn.sunmarie.com/hensachi.html こういうページを見ると、この世界の恋愛ジャンキーぶりが露になってるみたいで面白い。 やってみると 彼女の視線の先に、今時珍しい ペアルックのカップルがいた。 「ありえなくない?」 少なくともその場でこんなこ…

渋谷で交通事故かなんなのか。救急車が止まっていた。 何気なく通り過ぎて、交差点をちょうどわたり切ろうとしたときに 足下に固まった地だまりを見た。真っ赤で、ひどくべとついた色だった。 物理的にどうこうというのではなく、目を通して僕の中に入り込ん…

宇多田ヒカル EXODUS

視聴しただけ。これがまた繊細と言うか、丁寧。 気合いも十分感じる。完成度としての抜けがないです。 でもメロディーで聞かせるというよりも、サウンドの面白さ。 聞き込むようなアルバムじゃないかなと言う印象。 セイコーのクラウンクロノグラフをアンテ…

安藤裕子 Middle Tempo Magic(CCCD)

初めて知ったんだけど、音の作り込みがいい感じ。丁寧です。 最初の3曲くらいで持っていっちゃった。うまい。 詠い方は好きじゃないんだけれど。というかやや不自然。

tokyo salonard cafe : dub というカフェに行ってきました。元ストリップ劇場だったらしい。 照明のバランスとかバックでかかる音楽だとかが気持ちよかったです。 たまに利用するザリガニよりはアクセスも容易だし。おすすめです。 内装デザインはRenovation…

池袋ウエストゲートパーク3「骨音」読了。 あいかわらずのエンターテイメント小説。リズムとスピード感が心地いい。 宮台真司の『幻の郊外』斜め読み完了。 特になにもない。既視感のある本だった。それでも何度かは読み直す価値のある本ではある。

「アフターダーク」の書評をちょろちょろ斜め読み。 興味深かったもの。 http://d.hatena.ne.jp/takabe/20040912 http://d.hatena.ne.jp/wrong_scale/20040912 http://d.hatena.ne.jp/rikka/20040912 http://d.hatena.ne.jp/iduru/20040910 http://d.hatena.…

昨日の続き。 大学のあるときは、毎週必ず1、2日くらいは徹夜をする。 ひどいときはベッドで寝ないまま1週間過ぎることもある。 そんな時、僕は今日という一日が終わって明日という新しい一日が始まるのを体感する。 新聞配達の音、濃密な紺色から焼ける…

昼頃起きてのんびり過ごす。 村上春樹の「アフターダーク」読了。 言葉にしてしまえば恐ろしく陳腐な、でも彼の表現したがっていることが 一冊のなかに凝縮されている。それがすなわちポストオウム的、ポスト9.11的な 村上春樹論の帰結なんだろうけれど複合…

短期アルバイト最終日。 やり残したこと一つ。はあー。 大学に行って設計製図の成績発表を見る。 まあだいたい予想通り。でも不満は残る。 前期の反省、自分のペースを乱しすぎたということか。 第一課題はひどかった。第二課題ではそれなりに出来たとは思う…

ついにiMacの新型が発表です。大方の予想通りのデザイン、G5の搭載など まあ目新しい点はないけど。ひとつ注目すべきは 「iPodのクリエイターから、新作の発表です」というキャッチコピー。 WinのiPodユーザーには非常に受けると思う。価格も割安ではないけ…